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虫歯ができやすい場所というのがあります。

虫歯ができやすい場所=汚れが残りやすい場所
ということで、3大不潔域といわれています。

3大不潔域
■奥歯の咬み合わせの面の溝(小窩裂溝)
■歯と歯の間(隣接面)
■歯と歯肉の境目(歯頸部)







虫歯の初発部位は、ほとんどがこの3つのどれかといってもいいくらいです。
歯を磨くときはこの3大不潔域の汚れにとくに気をつけて磨きましょう。

お口の中には300種類を超える細菌がいます。
これらの細菌が歯に付着して集団を作るとプラーク(歯垢)になります。そしてさらに、これが鎧をまとってバイオフィルムになる・・というのを以前の投稿「歯周病菌の巣(バイオフィルム)」で説明しました。

ところで、お口の中の細菌の合計数となると、天文学的数字になることをご存知ですか?

■毎食後にていねいに歯みがきをきっちりやっている人で500億匹。
■普通の人で2000億匹。
■あまりちゃんと歯を磨いていない人ではなんと一兆匹。

この中の全てが歯周病や虫歯の原因になる悪玉菌というわけではなく、外から入ってくる有害なバイ菌を撃退してくれる善玉菌もいます。
ただ、いずれにしてもこれだけの細菌を常にお口の中に飼っていることはちょっとした驚きです。

お口の中には毎日えさとなる食べ物が入ってきますし、温度も常に37℃前後に保たれているわけですから細菌にとっては天国のような環境といえます。

一見虫歯がないように見えても、あるいはほんの小さな虫歯にしか見えないときでも、中でかなり進行している場合があります。
場合によっては、神経までいっていることもあります。

まったく痛みがなくても進行している場合もあります。

虫歯の見た目の大きさと本当の進行程度は一致しないことが多いです。
また、痛みの程度と虫歯の大きさも比例しないことが多いです。

痛みなどの症状がなくても定期的に歯医者さんで健診を受けることが大切です。

中高年によくみられる歯の根元にできる虫歯は、歯科医師にとってやや治療しにくい虫歯です。

通常の歯冠部にできる虫歯は表面から内側に向かって進んでいくので、悪いところを切削するときも比較的やりやすいし、詰めることもやりやすいです。

ところが根元にできる虫歯は歯と歯ぐきの境目にそって横に進行していきます。
場合によっては歯のまわりをぐるっと囲むように虫歯になってしまうこともあります。
さらに、場合によっては歯ぐきの下の方まで虫歯がいってしまっていることもあります
こうなると、悪いところを切削するのも詰めるのも少々難易度が増します。

ただ、昔は象牙質によく接着する材料がなかったので根元の虫歯に詰めること自体が大変だったのですが、現在は象牙質にも接着する材料が開発されていますので、昔ほどは苦労せずに詰めることができるようになりました。

人生には虫歯にかかりやすい時期が3度あります。

最初は乳歯がはえる時、次に永久歯がはえる時、そして最後が中高年期。

最初の2つの虫歯が歯の表面(エナメル質)にみられるのに対し、中高年の虫歯は歯の根元(象牙質)に多くみられます

これは年とともに歯周病が進み、歯ぐきがさがって歯の根の象牙質が露出してしまうためです。露出した象牙質は虫歯になりやすい場所です。
象牙質は硬いエナメル質とちがって酸に弱くて溶けやすいという性質があるからです。

この歯肉が下がるという現象を食い止めるためにも歯周病の予防が大切になってきます。

また、年をとると唾液の分泌が減少してくることも虫歯になりやすくなる原因のひとつになります。

はえて間もない歯の表面に白い斑点が見られることがあります。

食事のあと口の中が酸性に傾いて、歯の表面からカルシウムやリン酸などが溶け出してしまうことによってこの斑点ができます。これは脱灰といってごくごく初期の虫歯です。

しかしすぐにこれを削って詰めるということはしません。それは再石灰化といって口の中のだ液によって自然の修復作業が行なわれるからです。さらにフッ素はこの再石灰化の修復作業を促進します。

ただ、この「脱灰」のスピードに「再石灰化」が追いつかない場合、ほんとうの虫歯になってしまいます。ということは脱灰の頻度と時間をなるべく少なくして、再石灰化の時間が多くとれるようにすればいいわけです。

そのためにはおやつ(間食)の回数を少なくすることが大切です。間食は10時や3時のおやつだけにして、ダラダラ食いはやめましょう。


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