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歯の詰めものが茶色っぽくなってくることがあります。

前歯の虫歯はコンポジットレジン(略してCR)という材料で詰める場合が多いのですが、このCRには吸水性があります。個人差もあるのですが、この吸水性により長い年月が経過すると徐々に茶色っぽく変色してくる場合があります。食べ物や飲み物(コーヒー、お茶、ワインなど)の色素、あるいはタバコなども関連しています。

CRは温度変化によって膨張・収縮も繰り返しています。
お口の中には熱いお汁や冷たいアイスクリームも入ってきます。これによって詰めものの周囲の境界が微妙に剥がれてくることも考えられます。このすき間に食べ物や飲み物の色素が入り込んできます。

CRもかなり進歩してきていて吸水性も膨張・収縮性も昔より改善されてはきていますが、材料の性質上、変色は多かれ少なかれ避けられないのが現実です。

軽度であれば表面を研磨するだけできれいになりますが、変色が進んだ症例では詰め直しをする必要が出てきます。

変色だけではなく詰め物のすき間から虫歯が進行している場合もあるので、歯医者さんでよくみてもらうことが大事です。

歯医者さんでは歯型をよくとります。
歯型は専門用語では印象といいます。
英語では impression 、やはり「印象」です。

印象材にはいろいろな材料があるのですが、最も使われているのがアルギン酸寒天です。

アルギン酸印象材はおおまかな印象をとるときに使います。
このアルギン酸、実は海草から作られます。食物繊維の一種です。
↓がアルギン酸印象材。

この粉末を水で溶かして練和して使います。

スープ・飲料やゼリーなどの増粘安定剤、ゲル化剤としても使われている材料です。
製紙・繊維工業でも使われています。


次は精密な印象をとる寒天印象材
文字通り、原料は海草(テングサ)から作られる寒天です。
シリンジにいれ、保温槽で温めて溶かしておきます。



上がシリンジ。下が保温槽。

このようにしてとった印象に石膏を流し込んで模型を作ります。
その模型を使って患者さんの冠や詰め物、入れ歯を作ります。

前歯や奥歯の虫歯の治療などに使われる歯の色をした白い詰め物で、レジン(プラスチックの一種)とフィラー(無機質・・ガラス粉など)から作られる複合材料です。
複合材料であることから、「コンポジットレジン」(複合レジン)と呼ばれています。

現在、虫歯の詰めとして最も多く使われている材料で、昔は化学重合といって二種類の材料を練和することによって硬化させていましたが、現在は光重合といって「光」で硬化させるようになっています。

この材料の長所は、一回の治療で完了すること。型をとったりする必要がありません。

以前は主に前歯に使っていましたが、最近は物性や強度が向上してきたので奥歯にも症例のよっては使用できる頻度が高くなってきました。

昔は接着力や強度に多少問題がありましたが、現在はかなり改良されてきて、壊れたり、欠けたり、脱落したり・・というトラブルはほとんどなくなってきています。

歯医者さんに行って、お口の中に青白い光の照射を受けた経験がある方もいらっしゃると思います。その「光」がコンポジットレジンを固めるための光です。

最近は審美追求ということで、金属を使わずにセラミックやプラスチック等白い材料を使う治療がさかんになっています。
しかし、白い材料は適応が限られる場合もあります。(上下の咬み合わせのスペースに余裕がない場合など)
また長期的な耐久性・安定性・信頼性では金合金にはかなわないと思います。

金の長所は、
■咬む力に耐える十分な強度がある
■酸化・腐食せず、化学的に安定している
■加工しやすいので、高度な精密さを実現できる
■硬すぎないので咬み合わせ側の歯にやさしい
■金属味がしない
■アレルギーが少ない

短所は、
■高価
■審美性が劣る
などがあります

審美性の面からさすがに前歯に使うことはできませんが、奥歯の場合は本当は金合金がすぐれているといえます。
審美性を気にしないのであれば、奥歯には金合金あるいは白金加金合金がお勧めです。

歯の詰め物に使われる材料の一つです。
アマルガムが歯科修復材料として使われだしたのは1826年のフランスといわれています。最近はほとんど使用されません。

銀とスズの合金に銅や亜鉛を添加した粉末を、水銀で練ったものです。
歯に接着することはありませんが、硬化時に膨張するのでぴったり密着して詰めることができます。

長所: 
■手軽で安価なこと
■長い歴史があり、手法が確立されている
短所: 
■見た目が銀色で目立つ
■水銀が溶け出すおそれがある
■ひび割れたり一部かけたりすることがあり、それが虫歯の再発の原因になることがある

⇒安全性についてはいろいろな意見があります。
アメリカ歯科医師会は、アマルガムの使用について安全でかつ丈夫そして安価な素材で、150年間使用されている詰め物であると認識しています。

ちなみに、うちでは全く使用していません。

カラーテスターを使うと歯の汚れ(歯垢)がどの場所に、どれくらい残っているかが一目瞭然にわかります。自分の歯磨きの弱点をカラーテスターで確認することができます。



カラーテスターの成分は
錠剤:色素、香料
液体:大部分が精製水、色素、防腐剤、アルコール、香料

色素は主に赤色104号が用いられています。これは厚労省により口紅、リップクリーム、歯磨剤などに使用が認められています。

赤色104号が急性毒性を表すのは体重1kg当たり2~3gを口から摂取した場合です。これは体重20kgの子供が40~60g(錠剤にして約10000錠)を一度に摂取しなければ問題はないということです。

その他の成分も日本薬局方収載品で安全性に問題はなく、香料も安全性を確認済みです。したがって歯垢染め出し剤として、錠剤でも液体でも安心して使用できます。


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