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心臓に疾患のある人の歯科治療で問題になるのはなんといっても麻酔です。麻酔には血管を収縮させる成分が入っているので注意が必要となります。

狭心症ではさほど問題はありませんが、心筋梗塞の既往がある人は発症後6~9ヶ月の期間を経過し、全身状態の回復を待った後に歯科治療をすることが可能となります。
特に抜歯等の外科処置の場合は主治医とも相談の上さらに慎重に対処しなければなりません。

ペースメーカーを装着している人に対しては、ペースメーカーに影響を及ぼさない機器を使用しなければなりません。
止血目的、あるいは歯肉を切除する目的で使用する電気メスは、体内に微量の電流が流れるので禁忌とされています。
ちなみにウチではペースメーカーを装着している患者さんには電気メスではなくレーザーを使用しています。

心疾患のある人では抗凝固剤(血液を固まりにくくする薬)を内服している場合が多く、抜歯などの出血を伴う歯科処置を行う場合は抗凝固剤をいったん中止してきてもらうことがあります。これも主治医との相談になります。


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